身体の歪み度チェック
次の10個の質問に答えてみてください。いくつあてはまりますか?
Q1.足を組むときは、いつも同じほうが上になる | Yes・No |
---|---|
Q2.横座りをいつも同じ側でしている。やりやすい方とやりにくい方がある | Yes・No |
Q3.立っている時、片足に体重をかけていることが多い | Yes・No |
Q4.靴底のすりへり方が左右でちがう | Yes・No |
Q5.最近、お腹がでてきた | Yes・No |
Q6.かばんを肩にかけるとき、いつも同じ側でかけている | Yes・No |
Q7.横向きでテレビを見たり、本や雑誌を読むことがよくある | Yes・No |
Q8.スカートの中心がずれる。おへそが中心にない | Yes・No |
Q9.気が付くと、うつぶせで寝ている | Yes・No |
Q10.食事のとき、いつも同じ側で噛むことが多い | Yes・No |
いかがでしたか?
Yesの数が0個…歪みはありません。この状態をキープしていきましょう。
1~3個…少し歪みが出てきています。健康のための予防対策をしていきましょう。
4~7個…歪みがでていて、身体に負担がかかっています。治療の必要ありです。
8個以上…身体だけでなく内臓にも相当な負担がかかっています。すぐにでも治療の必要があります。
質問の解説をしていきます。
Q1.足を組むときは、いつも同じほうが上になる
足の組み方というのは、骨盤や背骨に影響があります。多いパターンは足を上げて組んでいるほうの骨盤が高くなっていて背骨も足が上になるほうへ傾いていきます。歪んでいる人は足を組みたくなります。逆に骨盤や背骨に歪みのない人は、足を組むと不自然な感じがします。
Q2.横座りをいつも同じ側でしている。やりやすい方とやりにくい方がある
これも、足を組むのとおなじで、上にするのがやりやすい方の骨盤が上がっていて背骨もそちらの方へ倒れていきます。
Q3.立っている時、片足に体重をかけていることが多い
人には軸足と利き足があり、体重をかけるほうは軸足になります。これも歪みのパターンでいうと、立った状態では軸足のほうの骨盤が高くなることが多く、その高くなったほうの骨盤のバランスをとるために背骨も骨盤の高いほうへ倒れていきます。
Q4.靴底のすりへり方が左右でちがう
これもQ3の解説にあるように、体重をかけやすいほうの足の靴底がよくすり減ると思います。あと、骨盤がひらいてしまっていると、靴の外側のほうがよりすり減ってしまいます。
Q5.最近、お腹がでてきた
まずお腹がでてくると、腹圧と言って内臓を支える力が弱くなります。弱くなると内臓が下がってきます(内臓下垂)。それとともに骨盤が前方に傾いて腰の骨が反ってきます。
Q6.かばんを肩にかけるとき、いつも同じ側でかけている
いつも同じ側にかばんをかけていると、左右で比べてかけているほうの肩が上がります(かばんが落ちないように肩を持ち上げるため)。肩が上がると頭はバランスをとるために反対側に傾きます。人の頭の重さは約5㎏ありますので、その重みで背骨も歪んでしまいます。
Q7.横向きでテレビを見たり、本や雑誌を読むことがよくある
テレビや本を読んだりするというのは短時間ではありません。長い時間同じ体勢を取りつづけることになります。胴体の位置と顔の位置がおなじ方向を向いているのが正常なのですが、Q7では胴体と顔の向けている方向が90度くらいちがうため、それが長時間続くと、背骨はちょうどぞうきん絞りのぞうきんのように歪んできます。
Q8.スカートの中心がずれる。おへそが中心にない
これは、ある程度歪みの症状を自覚しておられる方に見受けられます。おへその周辺には身体をねじる方向に働く筋肉があります。この筋肉の働きに左右差があるためにおへそが筋肉の働きの強いほうへ引っぱられているのです。スカートも同じです。身体ごと後ろへ振り返ろうとしても、やりやすい方とやりにくいほうがあるはずです。おへそもスカートもやりやすいほうへ引っぱられているハズです。
Q9.気が付くと、うつぶせで寝ている
背骨に歪みがあると、肩甲骨のもりあがり方が左右でちがってきます。そうすると、上向きで寝ると背中に痛みや違和感をおぼえるので横向きやうつぶせで寝ようとします。
Q10.食事のとき、いつも同じ側で噛むことが多い
あご、特に下あごは手足や胴体の重心をセンサーとしてとらえ、頭のうごきと連動させている部分です。同じ側のよく噛むほうの肩は噛まないほうに比べて高くなりやすく、それに伴い背骨も歪んできます。またそれとは逆に、身体に歪みがあると、身体と頭の調節をするのであごは左右均等に使えなくなります。