こんな座り方していませんか?
写真のような腰が丸くなっている座り方だと、重力に逆らう筋肉を使わないラクな姿勢です。しかし、骨盤の上で上半身の重みを全然支えきれていません。この重みは腰に負担がかかってしまい、結果的に腰痛を引き起こします。
では、どうすればいいのでしょうか?
まず、座っているときにお尻の下に手のひらを入れます。そのときに、手のひらに「ごつん」と当たる骨のでっぱりがあります。
このでっぱりは下の写真の緑の丸(●緑丸)のところです。先ほどの腰が丸くなっているような座り方だと、骨のでっぱりは前に移動してしまい、上半身の体重を全然支えていません。
良い座り方
座るときは、お尻の下の骨のでっぱりのところを意識して、身体を前後左右に動かし、上半身の体重がいちばん「ずっしり」とかかるポジションをさがします。いちばん「ずっしり」と重みを感じるポジションこそ、骨盤がまっすぐな状態です。
腰が反りすぎもせず、丸くもならず、ちょうど良い状態です。
お尻の下の骨のでっぱりに上半身の体重をのせる!
こんな立ち方をしていませんか?
立つときに、かかとに体重をかけている人は要注意です。(●赤丸)
かかとに体重がかかると、骨盤を後ろに残したままになり、前太ももの筋肉の力だけでたちあがろうとするので、膝に負担がかかります。
膝に痛みのある方は特に注意です!
良い立ち方
つま先に体重をかける(●緑丸)→立ちあがる時に骨盤が前に移動しやすくなり、足首、膝、股関節それぞれを使いながら立ちあがることになり理想的な立ち方となります。
立ち上がるときは、つま先から!