変形性膝関節症
変形性膝関節症は、ひざ関節の軟骨がすり減り、筋力が低下することで、ひざ関節に炎症が起きて痛みを感じます。ひざが完全に曲がりきらない、伸びきらないといった状態になることもあります。
→歩行能力が低下し、運動能力の著しい低下を招いてしまいます。
それを防ぐためにはエクササイズをしましょう!!
ひざが伸びにくい場合
枕もしくはタオルを重ねたものの上にふくらはぎをのせて、両手でひざを押してひざを伸ばす。無理のないようにゆっくりと。
ある程度ひざがのびるようになったら、次は「変形」に対するエクササイズを行います。
ひざの変形はひざの動きの異常から起こります。ひざをはさんで上と下の骨は実はまっすぐではなくて、下の骨がわずかに外に広がる構造をしています。
それによって、ひざのお皿のまわりにある筋肉のはたらきは、外側に引っぱられる力が強くて内側が弱いというパターンになりがちです。内側の筋肉が弱いので、上下の骨が衝突する力がかかって、軟骨もすり減り変形をつくってしまいます。
内ももを鍛える
枕もしくはタオルを重ねたものをふくらはぎの下におき、足先を30度外に開いた状態
枕をつぶしながら、ひざをまっすぐにゆっくりと限界までのばす。
※ひざを曲げた状態からはじめて、次第にひざをのばしていく。その時に指で太ももの内がわを触れてみる。ここの筋肉が硬くなっていれば、うまくできています。
10回3セット
前ふとももを鍛える
同じくふくらはぎの下に置いた状態から、ひざをまっすぐのばした状態で枕もしくはタオルを重ねたものをつぶす。このときに、前ふとももに触れてみて、筋肉が硬くなっているかを確認する。
10回3セット