こんな動作がやりにくくなります。
放っておくと、夜間痛(下記の急性期にあたる)がでるほどになりますので、早めにエクササイズを!
病態の経過
急性期→慢性期→回復期という経過をたどります。
急性期…痛みはじめてから3~4週間、非常に痛みが強い時期、安静第一です
急性期のエクササイズ
1.前かがみになり、痛くないほうの手で身体を支える。
2.痛む側の手でおもり(1㎏くらい→痛みがひどいときにはもっと軽くする)を持ち肩の力を抜いてたらします。
3.前後、左右、円を描く→「動かす」というより「振る」というイメージで!
※写真は取っ手のついている洗剤を用いているが、スーパーの買い物袋にペットボトルを入れたものを手首にひっかけてもよい。
慢性期、回復期
慢性期…急性期から1~2か月後、刺すような痛みから、鈍い痛みに変わります。この時期から運動療法をおこないます。
回復期…この時期にしっかり肩を動かさないと、関節が固まってしまい、いつまでも運動制限が残ってしまいます。
痛みがマシになってきていますので積極的にエクササイズをしていきましょう。
立った姿勢で行う…バスタオルを持って背中を洗う要領で動かします。動かせる範囲の限界までゆっくりうごかしましょう
寝た姿勢で行う…
1.痛いほうの肩を下にして胴体と肩、肩と肘の角度を90度にします。
2.そこから痛くないほうの手で関節技をかけるように床に倒していきます。
ゆっくりと限界のところまで。そのまま10秒キープ。
1日10回3セット
※角度をしっかり90度に保つことがポイントです