簡単にできるチェック法
鏡の前に横になって立ち、骨盤の前と後ろにある骨のでっぱりを見つけます。
骨盤の前より後ろの方が指2~3本分高い状態が正常でまっすぐな骨盤です。
※後ろのでっぱりがわかりにくい場合…写真のように骨盤の後ろに手のひらをあててゆっくり回すように動かしてみてください。
骨盤の歪みには、パターンがあります。
正常
骨盤前に倒れる
骨盤後ろに倒れる
前に倒れた骨盤の場合
<対策>キャットエクササイズ
キャットとは猫のことで、文字通り猫のようなポーズをとるエクササイズのことです。腰痛予防としてとても有効です。特に反り腰の改善に効果的です。
1.四つん這いになって、肩の真下に肘を伸ばして床に手を置く。
2.背中をぐっと丸める。おへそをのぞき込むような感じで。この時に肩甲骨を床に押し出して、腰を天井に突きあげるイメージで。(4秒かけて背中を丸める)
3.はじめの姿勢になる。
その時に、背中をしっかり反らせる。顔は正面に向けて、肩甲骨を寄せる感じで。(4秒かけて背中を反らせる)
1日10回3セット
後ろに倒れた骨盤の場合
<対策>腸腰筋エクササイズ
このエクササイズは立ったまま行います。
1.股関節を90度曲げたかたちを作ります。
2.その状態から、股関節が上がる限界のところまであげます。
右足と左足を片方ずつ行います。(バランスのとりにくい方は、手を壁などでささえながらでもオッケーです)
右と左で各10回1日3セット
※やりにくいほうの骨盤が特に後ろに倒れていますので、重点的にエクササイズしてください。
「限界のところまであげる」ということがポイントです。