腰が痛い、背中が痛い、肩が痛い、首が痛いなど…
手や足の痛みではなく、体幹(胴体)の痛み
こんな症状で、患者さんが来院されます。
当院では、日常の光景です。
そこで、患者さんに必ず質問させていただくのは、
「何をしたときに(どんな格好をとったときが)痛いですか?」
これは、何を確認しているかというと、運動器由来(筋肉)の痛みかどうか?
ということです。
例えば
動けないほど痛い→動いて刺激が発生するのは運動器(筋肉)、これにより痛みが増悪するのは間違いなく筋肉(靭帯)が原因の痛みです。
→当院で施術できます
動かしたら痛いのではなく、痛いから動かす。運動器(筋肉)に刺激を発生させたから痛いのではなく、痛いから身体を動かす。
これを、運動器(筋肉)の痛みと錯覚することがある。
→病院へ行っていただきます。
危険な「腰痛」「背中の痛み」「首、肩の痛み」
<自発痛=何もしないでも痛む>があるかどうか?
内臓由来の痛みは、発痛物質がだらだらと出続けます。だから、自発痛になりやすい。発痛物質が多くなったり少なくなったりするので、痛みに強弱があるのが特徴です。
自発痛を確認しやすいのは
布団に入ってから寝付くまでに、夜間痛があるかどうか?
だらんと寝ている姿勢は、楽な姿勢になっており、基本的に筋肉に刺激は発生しません。
この時に痛みがあると、内臓由来の痛みが疑われます。
※反り腰の人では、仰向けになって腰の筋肉が緊張して痛みの出る人もいます。これは筋肉の刺激による痛みと考えられます。
※寝入ってしまってからの夜間痛は、寝返りをするときに筋肉に刺激が入るので、筋肉の刺激による痛みか、内臓由来の痛みかが分からないので、寝付く前の夜間痛のほうを参考にします。
当院では、「腰痛」「背中の痛み」「首、肩の痛み」で来院された患者さんには、必
ずこれらを確認したうえで施術を行っております。
万が一でも疑わしいと思われる場合は、必ず病院へ行っていただくようにしておりま
すのでご安心ください。