ギックリ腰になったり、腰痛がひどい時…
安静にできるのならば、それが一番ベストなのですが、そういう訳にもいかない時がありますよね?
仕事が休めなかったり、行かなければならない予定があったり。。
そういう場合はどうすればいいのでしょうか?
必ずコルセット(腰痛ベルト)を巻いてください!
コルセットを巻くことによって、腰にかかる負担をだいぶん軽減することができます。
コルセットを巻くと、腰が守られている感じがします。
コルセットとは、いったいどういう原理になっているのか?
…コルセットを巻くことによって、腹圧(ふくあつ)を高めることができます。
要するに、コルセットで腹筋の力を作り出しているのです。
腰痛は、腰だけが原因ではないのです。
腹筋が弱っているということも腰痛には大いに関係しています。
ですから、コルセットを巻くときは、腹圧を高めるような巻き方をすることがとても重要です!
巻き方の説明
まず、巻く位置がとても大切!
必ずコルセットの幅の下半分が骨盤にかかるようにしてください。
上の写真の指の位置がちょうど骨盤のでっぱりのところです。
実際のイメージよりもやや下に巻くくらいでちょうどいいと思います。
骨盤にかからずに巻いてしまうと、「腹巻き」になってしまいます。
「腹巻き」状態では、お腹を冷やさないようにはしてくれますが、腰の痛みは軽減しません。
腹圧が高まらず、腰を守ることができません。
骨盤に半分かかる位置から、できるだけお腹をへこませて(限界まで!)、その状態をキープして巻きます。
これが正しい巻き方です。
腰の安定感を感じることができると思います。
この、「骨盤に半分かかる」のと、「お腹をできるだけへこませる」ことが大切です。
注意点!
コルセットを巻くことで腰は楽になりますが、数日して痛みがマシになっきたら積極的に外すようにしてください。
本来は自分の筋肉で腰を支えるという状態が正常なので、いつまでもコルセットに頼っていると、腰回りの筋力が衰えてしまいます。
…ただ、介護職など腰に負担のかかる仕事をされている方は、仕事中はずっと巻いているほうがいいです。
コルセットの巻き方で何か分からないことがあれば、いつでも聞いて下さい!