治療院ストーリー

この道を目指すきっかけ

大学卒業後、将来どんな仕事をしていこうか何も考えていないような状態でアルバイトをした生活を送っていました。
ちょうど阪神タイガースにノムさんが監督に就任した年で世間ではノストラダムスの大予言でこの年の7月に地球が滅びると言われていた頃の話です。

im_story 1その当時は尼崎競艇場の警備員のアルバイトをしていました。
仕事内容は舟券を買うために路上駐車する人を注意するというのが主な仕事です。いつも競艇場周辺の決まった場所で仕事をしていたので近隣住民の方たちと自然と親しくなっていき、色々世間話とかもするようになっていきます。

そんなときにある人が「腰が痛くてなぁ。鍼を打ってもらったらすごく楽になってなぁ。」という何気ない会話を交わしていました。そのときは「へぇ、そんな仕事があるんやー」と、そのときはそんな風に思っただけでした。

ちょうど何をやりたいということもなく、「ただ楽して生きていけたらいいなー」と甘いことを思っていた時期だったのですが、一方で将来に対する漠然とした不安もありました。
その時に交わした何気ない会話から「もしかしたら自分に向いているかも」と思って鍼灸の学校の資料を集め出しました。色々調べてみると専門学校に入学するには倍率が5倍くらいあってびっくりしました。専門学校の入学試験って名前さえ書いたら入れるとばかり思っていたので…「これはやばい、マジで勉強せんと!」となってアルバイトの無い日は西宮図書館に入り浸って勉強しました。

im_story2当時は試験が秋と冬の時期に二回あって資料を集め出した時はもう8月くらいだったので必死で勉強しても秋の試験には落ちてしまいました。

「これはいよいよやばい、やっと自分のやりたい仕事を見つけたのに。次は絶対に受かってやる!」と思って必死で勉強しました。僕の好きな当時阪神の監督だった野村克也氏はご存知の通りテスト生からプロ野球選手になってプロ野球選手として大記録を打ち立てていくわけですが、著書の中では反骨精神で野球をやってきてずっと「くそったれ」の気持ちで野球をやってきたと書いておられます。

僕もその当時はそこに出てくる「くそったれ」という言葉に感化されてずっと「くそったれ」精神で勉強していました。全然次元がちがいますが…(汗)

大学受験の勉強は正直将来何になりたいという目標もなく「大学に入ったら遊べるから」というふざけた動機でしたがその結果、大学を卒業しても就職活動もせずただただ楽して生きていけたらいいと中途半端な甘い考えで過ごしていました。

「このままでは堕落したまま人生を終えることになる。何とかしないと!」という思いでチャート式の生物をはじめ現代国語、医療系の小論文の参考書を何回もひたすらやり込んで何とか冬の試験にすべりこみで合格することができ鍼灸の専門学校に入学することができました。

学校入学

やる気満々で入学したものの習うことが全く初めてのことばかりでとても混乱しました。

とにかく解剖学は人体の名前をひたすら暗記、鍼灸もツボの名前も暗記、とにかく覚えることが膨大にあります。でも、これから自分の目指す目標がはっきりしていたので、同じ志を持ったクラスメイトに囲まれながら楽しく充実した日々を過ごしていました。

ただひとつ引っかかることがありました。競艇場の警備員のアルバイトをしながら夜間に学校に行っていたのですが、クラスの周りの友達は昼まで整骨院などの治療院で手伝いをしている人がたくさんいました。僕は専門学生になるまで整骨院や鍼灸院などで治療を受けたことがなく業界のことも全く知らない状態でした。

たいていの人は学生のときに「スポーツをしてその時にケガをして鍼灸院や整骨院に通っていた経験があります。そこで良くしてもらったので自分も将来同じ仕事が出来たらいいなと思って」という動機があり、治療院のことを知っていました。しかも、治療院へ手伝いに行っている人は向上心があって勉強熱心ですごく刺激になりました。

「僕も学校で習っていることと関係のないアルバイトをずっと続けるんじゃなく治療院で働きたいなぁ」と思っているところへちょうどクラスメイトの親戚で整骨院をされている先生がおられて、そこでお世話になります。

修業時代

右も左も分からない時分から治療について色々教えていただきました。

最初に職場の整骨院に行ったときに治療を終えた患者さんがすごく喜んでおられて院長先生に感謝している場面を目の当たりにして感動しました。「世の中色々な仕事があるけれどこんな人から感謝される仕事って本当にいい仕事だな。今まで人から感謝なんてされたことも無かったし僕もこんな風になりたい」と思ったのが第一印象でした。

人から喜んで感謝もされる仕事なので僕としてもそれを絶対に裏切ってはダメだ。何としても患者さんの期待に応えられる先生になろう!と決心しました。

院長先生がすごく勉強熱心な方で、色々勉強会などに参加され、そこで学んでこられたことを僕たちスタッフに色々教えて下さりました。スタッフもたくさんいました。そこでのスタッフ皆が向上心を持って勉強熱心で、お互い切磋琢磨して練習したり外部の勉強会へ参加したりして、空いている時間に習ってきたことをお互いの身体で練習するというのをずっとやっていました。

最初は院長先生から「お前はセンスないなー」と何度も言われてきました。
それはその通りで僕は不器用で皆がすぐ出来ることでも僕は何回もやらないと出来ません。それが歯がゆくて悔しい思いもしましたが、よくよく冷静になって考えてみるとそれは、「頑張れよ」言って下さっているのです…そう気づくのも時間が経ってからでしたが…(汗)

そういう叱咤激励を受けながらひたすら練習を重ねてきました。院長先生に憧れて治療の幅を広げるために柔道整復師の免許も取得しました。色々な勉強会やセミナーにも参加して少しずつ色んな技術を身につけていきました。そうした日々を送っていくうちに徐々に僕に診てもらってもいいという患者さんを持てるようになり、年数が経つにつれて後輩が増えてきて与えてもらうばかりだった立場から与える立場となる。

色々な事を経験させていただきながら自分の治療院を構えてやってみようという思いが強くなってきました。

すみれ鍼灸整骨院開院

地元の西宮ですみれ鍼灸整骨院を開院する。

平成7年の阪神大震災を境にして思春期を過ごした街並みも変わってしまい色々思うところはあります。自分を育てていただいた西宮で今までに培ってきたものを地域の皆様に還元できるように精進していきますのでよろしくお願いいたします。

 

im_story3…開院してまだ日も浅いのですが、なんと偶然にも競艇選手の日笠勝弘さんが飛び込みで来院して下さりました!

僕にとってはある意味、競艇場で警備員のアルバイトをしていたことがきっかけでこの世界に飛び込むことになったといういきさつがあったので、何か不思議な縁みたいなものを感じました。

これからも人の絆や縁というものを大切にしていこうと改めて思いました。

整骨院、鍼灸院なら西宮・阪神西宮のすみれ鍼灸整骨院 診療時間

ご予約・お問い合わせはお気軽に

Tel0798-33-9733

西宮市久保町10-26 メガロコープ西宮Ⅱ1号棟103
阪神電車 阪神西宮駅から、南へ徒歩約13分

ページトップへ戻る